子どもが英語を嫌がるのはなぜ?原因と対処法を解説|英語嫌いにしない親の関わり方

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  1. はじめに|子どもが英語を嫌がるのは「わがまま」ではありません
    1. 「英語を嫌がる=英語が向いていない」と決めつけなくていい
    2. 親がまず知っておきたいのは、原因と関わり方
    3. この記事でわかること
  2. 1. 子どもが英語を嫌がる主な理由5つ
    1. 理由1:内容が難しすぎて「わからない」が続いている
    2. 理由2:発音・間違いを指摘されるのが恥ずかしい
    3. 理由3:親や先生の期待がプレッシャーになっている
    4. 理由4:教材・教室・先生との相性が合っていない
    5. 理由5:眠い・疲れた・遊びたいなど、タイミングが悪いだけの場合もある
  3. 2. やってはいけないNG対応|英語嫌いを強める親の行動
    1. 「やりなさい」「なんでできないの?」と責める
    2. 兄弟や友達と比べる
    3. 嫌がっているのに無理やりレッスンを続ける
    4. 親が焦って教材を増やしすぎる
    5. 英語を“勉強”だけにしてしまう
  4. 3. まず確認したい「嫌がる理由」の見つけ方
    1. 幼児は「何が嫌か」をうまく言葉にできない
    2. 観察ポイント:いつ・どこで・誰と・何をすると嫌がる?
      1. ①いつ嫌がるのか
      2. ②どこで嫌がるのか
      3. ③誰といる時に嫌がるのか
      4. ④何をすると嫌がるのか
    3. 子どもに聞くなら「英語イヤ?」ではなく「どこがイヤだった?」
    4. 嫌がり方の強さで対応を変える
      1. レベル1:気分が乗らない
      2. レベル2:強い抵抗がある
      3. レベル3:心や体にサインが出ている
  5. 4. 子どもが英語を嫌がるときの対処法7つ
    1. 対処法1:いったん英語のハードルを下げる
    2. 対処法2:歌・絵本・アニメなど「楽しい入口」に戻す
    3. 対処法3:親が教えようとせず、一緒に楽しむ
    4. 対処法4:英語時間を短くする
    5. 対処法5:子どもの好きなものと英語をつなげる
    6. 対処法6:できたことを小さく褒める
    7. 対処法7:休む・変える・やめる選択肢も持つ
  6. 5. 英語教室を嫌がるときは続ける?やめる?判断基準
    1. 続けてもよいケース:行けば楽しめている・先生との関係がよい
    2. 一度休んだ方がよいケース:毎回泣く・体調に出る・英語の話題で拒否する
    3. 教室変更を考えるケース:先生・教材・雰囲気が合っていない
    4. 「やめる=失敗」ではなく、合う方法を探す途中と考える
  7. 6. オンライン英会話を嫌がる子への見直しポイント
    1. 画面越しの会話が緊張につながる子もいる
    2. レッスン時間・時間帯・講師との相性を見直す
    3. 親が横でサポートしすぎるとプレッシャーになることも
    4. 最初は「話す」より「聞く・まねる」だけでOK
  8. 7. おうち英語を嫌がるときの立て直し方
    1. 「英語で話しかけなきゃ」を手放す
    2. まずは英語をBGM・歌・遊びに戻す
    3. 子どもの好きなキャラクター・恐竜・ゲーム・料理とつなげる
    4. 1日10分より、親子が笑える1分を大切にする
  9. 8. 親子の会話力を育てると、英語への拒否感はやわらぐ
    1. 英語が嫌なのではなく「試される感じ」が嫌な子も多い
    2. 親子英会話は“教える”より“会話する”が大切
    3. 日本語で気持ちを聞く時間が、英語への安心感をつくる
    4. 使える声かけ例:「今日は見るだけにする?」「どの英語なら楽しい?」
  10. 9. 年齢別・嫌がる子へのおすすめアプローチ
    1. 3〜5歳:歌・絵本・動きのある遊び中心にする
    2. 小学校低学年:好きなもの×英語で「わかる」を増やす
    3. 小学校中学年:恥ずかしさ・比較への配慮が必要
    4. 小学校高学年:成績不安より「できる実感」を優先する
  11. 10. 体験談|「英語やめて!」から少しずつ英語に戻れた親子の実例
    1. 最初は英語の声かけを嫌がっていた
    2. 無理に言わせるのをやめたら、子どもの反応が変わった
    3. 歌・絵本・好きな遊びから再スタートした
    4. 英語力より先に、親子の会話が増えた
  12. 11. よくある質問Q&A
    1. Q1. 子どもが英語教室を嫌がるとき、すぐやめるべき?
    2. Q2. 行く前は嫌がるけど、行けば楽しそうなら続けていい?
    3. Q3. 英語を嫌がる子に動画を見せてもいい?
    4. Q4. 英語の発音を直すと嫌がります。どうすればいい?
    5. Q5. 小学生で英語嫌いになったら手遅れ?
    6. Q6. オンライン英会話を泣いて嫌がる場合は?
    7. Q7. 親が英語が苦手でも、おうち英語はできる?
    8. Q8. 子どもが「英語やめたい」と言ったらどう返す?
    9. Q9. 英語教材を買ったのに使わない場合はどうする?
    10. Q10. 英語嫌いにさせないために一番大切なことは?
  13. まとめ|子どもが英語を嫌がるときは、無理に進めるより「安心」と「楽しい」に戻ろう
    1. 嫌がる理由を見つけることが第一歩
    2. 英語は無理に教えるより、親子で楽しむ方が続きやすい
    3. 休む・変える・小さく戻すことも大切
    4. 英語力だけでなく、親子の会話力も育てよう

はじめに|子どもが英語を嫌がるのは「わがまま」ではありません

「英語教室の日になると機嫌が悪くなる…」
「おうち英語をしようとすると『やりたくない!』と言われる…」
「せっかく英語を始めたのに、このまま続けて大丈夫なのかな?」

そんなふうに悩んでいるママは少なくありません。

実は、子どもが英語を嫌がるのは珍しいことではないんです。

大切なのは、「なぜ嫌がっているのか」を知ること。
そして、親がどう関わるかなんですよね。

この記事では、
子どもが英語を嫌がる理由や親の関わり方、
英語嫌いにしないための考え方についてお伝えしていきます。

「英語を嫌がる=英語が向いていない」と決めつけなくていい

結論から言うと、子どもが英語を嫌がるからといって、
「英語が向いていない」と決めつける必要はありません

なぜなら、子どもが嫌がっているのは英語そのものではなく、
英語を取り巻く環境や経験であることが多いからです。

例えば、

  • 内容が難しくて理解できない
  • 間違えるのが恥ずかしい
  • 疲れている時間帯にやっている
  • 親の期待を感じてプレッシャーになっている
  • 先生や教材との相性が合わない

こうした理由が隠れていることがあります。

実際に私の息子も、以前は英語の声かけをすると「英語やめて!」と言う時期がありました。

私は英語講師として仕事をしているので、正直かなりショックだったんです。
「こんなに英語が好きなのに、どうして我が子は嫌がるんだろう…」
そんな気持ちになりました。

でも、よく観察してみると、英語が嫌だったわけではありませんでした。

その時の息子は、学校や習い事で疲れていて、「今は好きなことをしたい」という気持ちが強かっただけだったんです。

つまり、英語が嫌いだったのではなく、タイミングが合っていなかった。

子どもは大人のように、自分の気持ちを整理して説明できません。
だからこそ、「嫌がる=向いていない」と結論を急がないでほしいなと思います。

親がまず知っておきたいのは、原因と関わり方

子どもが英語を嫌がると、多くの親は焦ります。

「今やめたら英語が身につかないかも」
「せっかく教材を買ったのに」
「英語は早く始めた方がいいって聞いたし…」

そんな思いがあるからこそ、なんとか続けさせたくなるんですよね。

私も同じでした。

でも、今までたくさんの親子を見てきて感じるのは、親の気持ちだけで前に進もうとすると、かえって逆効果になることがあるということです。

子どもが英語を嫌がったときに大切なのは、
「なんでやらないの?」ではなく、
「何が嫌だったのかな?」と一緒に紐解いていくことなんです。

例えば、

「難しかった?」
「恥ずかしかった?」
「疲れてた?」
「先生が怖かった?」

こんなふうに聞いてみると、子どもなりの理由が見えてくることがあります。

英語教育というと、どうしても英語力ばかりに目が向きがちです。
でも実際には、親子の会話が増えることで見えてくることがたくさんあります。

私は親子英会話をお伝えしていますが、実は英語そのものよりも、親子で気持ちを話せる関係づくりの方が先だと思っているんです。安心して話せる環境があるからこそ、子どもは新しいことにも挑戦できるようになります。

英語もそのひとつなんですよね。

この記事でわかること

この記事では、

  • 子どもが英語を嫌がる主な理由
  • やってはいけない親のNG対応
  • 子どもが英語を嫌がるときの具体的な対処法
  • 英語教室を続けるべきか判断するポイント
  • おうち英語やオンライン英会話の見直し方
  • 英語嫌いにしないための親の関わり方

について詳しく解説していきます。

もし今、お子さんの英語教育に不安を感じているなら、安心してください。
子どもが一時的に英語を嫌がることは、決して珍しいことではありません。
大切なのは、そのサインをどう受け止めるか、なのです。

1. 子どもが英語を嫌がる主な理由5つ

「うちの子、なんでこんなに英語を嫌がるんだろう…」

そう感じたことはありませんか?

実は、子どもが英語を嫌がる理由は一つではありません。英語そのものが嫌いなのではなく、その背景に別の原因が隠れていることも多いんです。

ここでは、私がこれまで親子英会話講師として多くの親子と関わってきた中で、
特によく見られる5つの理由をご紹介します。

理由1:内容が難しすぎて「わからない」が続いている

子どもが英語を嫌がる理由として最も多いのが、「わからない状態」が続いていることです。

大人でも、説明を聞いても理解できないことが続くと嫌になりますよね。
子どもも同じです。

特に英語教育を始めたばかりの頃は、

  • 単語の意味がわからない
  • 先生の話が理解できない
  • 何を答えればいいかわからない
  • 周りの子についていけない

という状態になりやすいんですよね。

私自身、親子英会話をお伝えするときは、最初から長い文章は使いません。

例えば、
「Good morning!」
「Let’s go!」
「I did it!」

のような2〜3語の短い表現から始めます。

なぜなら、「私にも言えた!」「わかった!」という成功体験を積んでほしいからなんです。
実際、最初は英語を嫌がっていたお子さんでも、自分で言えた経験が増えると表情が変わります。

英語学習のスタート地点で必要なのは、難しい文法ではありません。
「わかる」「できる」「楽しい」の積み重ねなんですよね。

理由2:発音・間違いを指摘されるのが恥ずかしい

子どもは想像以上に「間違えること」に敏感です。
特に真面目な子ほど、失敗を怖がる傾向があります。

英語を話したときに、

「違うよ」
「発音がおかしいよ」
「こう言うんだよ」

と何度も修正されると、

「もう言いたくない」

という気持ちになってしまうことがあります。

実際に私の教室でも、最初は小さな声でしか話せなかった子がいました。

理由を聞いてみると、「間違ったら恥ずかしいから」という答えが返ってきたんです。

そこで私は、正解を求めるよりも、
「言ってみたね!」
「いいチャレンジだったね!」
「面白いアイデアだね!」
という声かけを増やしました。

すると少しずつ発言回数が増え、自分から手を挙げるようになったんですよ。

英語はコミュニケーションの道具です。完璧な発音を目指すより、「伝えてみよう」と思える環境の方が、子どもの成長につながることが多いんです。

理由3:親や先生の期待がプレッシャーになっている

親は子どものためを思って英語を学ばせています。
でも、その期待が知らないうちにプレッシャーになっていることがあります。

  • 毎日英語をやらせようとする
  • 英語の成果を求める
  • 「覚えた?」と確認する
  • 他の子と比較する

こうした関わりが続くと、子どもは英語そのものではなく、「英語の時間」が嫌になってしまうんです。

私も息子が小さい頃、
「せっかくだから、海外につながる力を身につけてほしい」という思いが強くなりすぎた時期がありました。

不思議なことに、私が熱心になればなるほど、息子は距離を取るようになったんです。

その時に気づいたのは、親の熱量と子どもの気持ちは必ずしも一致しないということでした。

子どもには子どものペースがあります。そのペースを無視すると、英語が楽しいものではなく、親に評価されるものになってしまうんですよね。

理由4:教材・教室・先生との相性が合っていない

「人気の教材だから」
「評判の良い英語教室だから」

それだけで子どもに合うとは限りません。
なぜなら、一人ひとり学び方が違うからです。

  • 動きながら覚えるのが得意な子
  • 絵本が好きな子
  • 歌が好きな子
  • じっくり考えるのが好きな子

ひとりひとり、情報をキャッチする方法が違うので
向いている教材やレッスンスタイルも変わってきます。

実際に私の教室へ来られた親御さんから、
「前の教室では毎回泣いていたのに、ここでは楽しそうです」
と言われたことがあります。

実はそのお子さんは、英語が嫌いだったのではなく
集団レッスンが苦手だっただけなんです。

教材や教室を変えた途端、笑顔で英語を話すようになりました。

もしお子さんが英語を嫌がるなら、「英語が嫌い」と決めつける前に、環境との相性も見直してみる価値がありますよ。

理由5:眠い・疲れた・遊びたいなど、タイミングが悪いだけの場合もある

実は意外と多いのが、このケース。

子どもは大人以上にその時の体調や気分に左右されます。

例えば、

  • 学校で疲れて帰ってきた
  • お腹が空いている
  • 眠い
  • 友達と遊びたい
  • 好きなゲームの途中だった

そんな状態で英語を始めても、なかなか前向きにはなれません。
我が家でも、夕方に英語をしようとして失敗したことが何度もあります。

特に小学生になると、学校や習い事だけでもかなりエネルギーを使っています。

そのため、「今日は英語を嫌がるな」と感じたら、
「今は疲れてるのかな?」という視点で見てみると、違った答えが見えてくることがあります。

英語嫌いだと思っていたら、実はただ眠かっただけだった。

そんなことも珍しくないんですよね。


子どもが英語を嫌がる背景には、このようにさまざまな理由があります。
そして多くの場合、「英語が嫌い」なのではなく、その周りにある環境や気持ちが影響しています。

次の章では、親が良かれと思ってやってしまいがちな「英語嫌いを強めるNG対応」について詳しく見ていきましょう。

2. やってはいけないNG対応|英語嫌いを強める親の行動

子どもが英語を嫌がると、親としてはどうにかしたくなりますよね。

「せっかく始めたのに…」 「今やめたらもったいない…」 「将来のために続けてほしい…」

そんな気持ちから、知らないうちに逆効果な対応をしてしまうことがあります。
実は、英語嫌いをつくる原因は教材や教室だけではありません。親の関わり方が大きく影響していることもあるんです。

あなたも思い当たることがないか、ぜひチェックしながら読んでみてくださいね。

「やりなさい」「なんでできないの?」と責める

子どもが英語を嫌がるとき、最も避けたいのが責める言葉です。
なぜなら、英語への苦手意識より先に、「英語の時間=怒られる時間」というイメージができてしまうからなんです。

  • 「ちゃんとやりなさい」
  • 「なんで覚えてないの?」
  • 「この前もやったでしょ?」
  • 「そんなの簡単なのに」

こうした言葉は、親にとっては励ましや確認のつもりでも、子どもにはプレッシャーとして伝わることがあります。

実は私も昔、息子に対して似たようなことを言ってしまった経験があります。
英語講師という仕事柄、「これくらいは覚えられるはず」と思ってしまったんですよね。

すると息子はだんだん英語に消極的になり、声かけをしても反応が薄くなっていきました。

その時に気づいたのは、子どもが必要としていたのは正解を求められることではなく、安心して挑戦できる空気だったということです。英語はテストではありません。

まずは「言ってみようかな」と思える気持ちの方がずっと大切なんですよね。

兄弟や友達と比べる

比較は、子どものやる気を高めるどころか、自信を失わせてしまうことがあります。

親としては、「お兄ちゃんはできたのに」 「○○ちゃんは英語が好きなのに」とつい口にしたくなることもありますよね。

でも、子どもにとって比較されることは想像以上につらいものです。

特に英語学習は個人差が大きく、

  • 話すのが得意な子
  • 聞くのが得意な子
  • 読むのが好きな子
  • 慎重に学ぶ子

など、それぞれ成長のペースが違います。
同じ小学3年生でも、英語への興味や経験値はまったく違うんです。

私の教室でも、最初はほとんど発言しなかった子が半年後には一番たくさん話していた、ということがよくあります。成長スピードは本当に人それぞれなんですよね。

比べるなら、他の子ではなく「3か月前のわが子」です。

昨日より少し話せた。 前より笑顔が増えた。そんな小さな変化の方が、実は大きな成長だったりしますよ。

嫌がっているのに無理やりレッスンを続ける

嫌がる理由を聞かずに続けさせるのも注意したい対応です。

もちろん、少し面倒だから嫌がる場合もあります。

ただ、

  • 毎回泣く
  • 教室の日になるとお腹が痛くなる
  • 英語の話題だけで機嫌が悪くなる

という状態なら、一度立ち止まって考えてみる必要があります。

子どもが発しているサインを無視すると、「自分の気持ちは聞いてもらえない」と感じてしまうこともあるんです。

以前、相談に来られたお母さんがいました。

お子さんは英語教室の前になると毎回泣いていたそうです。ところが話を聞いてみると、英語が嫌なのではなく、大人数の教室が苦手だったことがわかりました。

少人数クラスに変えたところ、楽しそうに通うようになったんです。

つまり、問題は英語ではなかったんですよね。

嫌がっているときは、続けるかやめるかをすぐ決めるより、「何が嫌なんだろう?」を探る方が先かもしれません。

親が焦って教材を増やしすぎる

子どもが英語を嫌がり始めると、「教材が合っていないのかな?」と不安になることがあります。

その結果、

  • 新しい英語教材を買う
  • 英語アプリを追加する
  • YouTube教材を増やす
  • ワークブックを買う

という状況になりがちです。

でも実は、教材が多すぎることが負担になるケースも少なくありません。
大人でも、参考書3冊 問題集2冊 動画教材5本を同時に渡されたら大変ですよね。

子どもも同じです。

私がおうち英語をお伝えするときも、まずは今ある教材を活用することをおすすめしています。教材不足よりも、「使いきれない教材の山」の方が問題になることが多いんですよ。

まずはひとつを楽しめているか。そこを見てあげたいですね。

英語を“勉強”だけにしてしまう

英語嫌いを生みやすい最大の原因のひとつが、英語を勉強だけにしてしまうことです。

特に小さい子どもは、「学ぶ」より「遊ぶ」の中で成長します。

ところが、

  • 単語を覚える
  • テストをする
  • 書いて練習する
  • 間違いを直す

ばかりになると、英語が楽しいものではなくなってしまいます。

実際、私の息子も机に向かう英語は苦手。

でも、英語の歌を歌う、英語でじゃんけんする、英語でクイズを出し合う
こうした遊びは大好きだったんです。

その時に改めて感じました。

子どもにとって英語は教科ではなく、コミュニケーションの道具なんですよね。
勉強として教えるより、
「一緒に笑う」 「一緒に遊ぶ」 「一緒に使う」
そんな時間の中で英語に触れる方が、結果的に長く続くことが多いんです。


子どもが英語を嫌がるとき、親はつい何とかしようと頑張ってしまいます。
でも、良かれと思ってやっていることが逆効果になることもあります。

だから、その前に、子どもが英語を嫌がるときにまず確認したい「本当の理由の見つけ方」について詳しくお話ししていきます。

3. まず確認したい「嫌がる理由」の見つけ方

子どもが英語を嫌がるとき、多くの親は「どうしたら続けてくれるかな?」と考えます。

でも実は、その前にやっておきたいこと。
それは、「なぜ嫌がっているのか」を知ることです。

同じ「英語イヤ!」という言葉でも、その背景は子どもによってまったく違います。
あなたのお子さんは、どんな時に嫌がりますか?

ここでは、子どもの本音を見つけるためのヒントをお伝えしていきます。

幼児は「何が嫌か」をうまく言葉にできない

子どもが英語を嫌がるとき、まず知っておきたいのは「子ども自身も理由がわかっていないことが多い」ということです。

特に3〜6歳くらいの幼児は、自分の気持ちを整理して言葉にする力がまだ発達途中です。

例えば、

  • 難しくてわからない
  • 疲れている
  • 眠い
  • 恥ずかしい
  • 気分が乗らない

こんな気持ちがあっても、それを説明することは簡単ではありません。

だから、「なんで嫌なの?」と聞いても、

「わかんない」
「イヤだからイヤ」

という答えが返ってくることも多いんですよね。

実際、私の息子も小さい頃はよくそうでした。

英語を嫌がるので理由を聞いても、「知らん」の一言で終了(笑)。

親としては困ってしまいますよね。

でも後になって振り返ると、その日は学校行事で疲れていたり、友達との約束が気になっていたりしただけだったこともありました。
子どもの「イヤ」は、必ずしも英語への拒否ではありません。

まずは、「まだ上手く説明できないんだな」という視点で見てあげると、少し気持ちがラクになりますよ。

観察ポイント:いつ・どこで・誰と・何をすると嫌がる?

子どもの本音を知りたいときは、質問するより観察した方がわかることがあります。

私も親子英会話講師として相談を受けるときは、まず状況を詳しく聞くようにしています。

特に見てほしいポイントは次の4つです。

①いつ嫌がるのか

  • レッスン前だけ
  • レッスン中だけ
  • 宿題の時だけ
  • 英語の話題が出た時だけ

②どこで嫌がるのか

  • 自宅
  • 教室
  • オンライン
  • 車の中

③誰といる時に嫌がるのか

  • ママと一緒の時
  • パパの前
  • 先生の前
  • お友達の前

④何をすると嫌がるのか

  • 書く
  • 読む
  • 話す
  • 発表する

例えば、
「英語教室は好きだけど宿題は嫌」
なら、英語ではなく宿題の量が原因かもしれません。

「先生とは楽しそうだけど発表だけ嫌」
なら、人前で話すことが苦手なのかもしれません。

原因がわかると、対応も変わってくるんですよね。

子どもに聞くなら「英語イヤ?」ではなく「どこがイヤだった?」

子どもに理由を聞くときは、質問の仕方も意外と大切です。

よくあるのが、「英語イヤなの?」という聞き方。

でも、この質問だと
「うん」
「イヤ」
で終わってしまうことが多いんです。

そこでおすすめなのが、「どこがイヤだった?」と聞く方法です。

例えば、
「先生がイヤだった?」
「難しかった?」
「眠かった?」
「長かった?」
というように、具体的な選択肢を出してあげるんです。

すると、
「書くのがイヤだった」
「先生が早口だった」
「みんなの前で言うのが恥ずかしかった」
など、本当の理由が見えてくることがあります。

私も息子に聞く時は、「英語どうだった?」ではなく、

「今日一番面白かったこと何?」と聞くことが多いです。

すると意外な話が出てくるんですよね。

子どもは尋問されると心を閉じます。でも会話になると、本音を話してくれることがあるんです。

嫌がり方の強さで対応を変える

子どもの「イヤ」にもレベルがあります。ここを見極めることも大事なポイントです。

レベル1:気分が乗らない

  • 少し文句を言う
  • 始めると普通にやる

この場合は、一時的な気分の問題であることが多いです。

レベル2:強い抵抗がある

  • 毎回嫌がる
  • 英語の話題で不機嫌になる
  • 宿題を極端に避ける

何か原因が隠れている可能性があります。

レベル3:心や体にサインが出ている

  • 泣く
  • お腹が痛くなる
  • 頭痛を訴える
  • 教室の日だけ体調が悪くなる

ここまで来ると、一度立ち止まって環境を見直した方が良いケースもあります。

私がこれまで見てきた中でも、
「少し嫌なだけ」と「本当に苦しい」
はまったく違いました。

子どもの様子をよく見ていると、その違いが少しずつ見えてきます。嫌がっている事実だけを見るのではなく、その強さや頻度にも注目してみてくださいね。


子どもが英語を嫌がるときは、すぐに解決策を探したくなるものです。でも、その前に理由を知ることができれば、対応はずっとシンプルになります。

では、子どもが英語を嫌がるときに試したい具体的な対処法について詳しく見ていきましょう。

4. 子どもが英語を嫌がるときの対処法7つ

子どもが英語を嫌がる理由が見えてきたら、次は具体的な対処法です。

とはいえ、「何か特別なことをしなきゃ!」と思う必要はありません。

むしろ、英語へのハードルを下げたり、親子の関わり方を少し変えたりするだけで、子どもの反応が変わることもあるんです。

もし今、お子さんが英語を嫌がっているなら、できそうなものから一つだけ試してみてくださいね。

対処法1:いったん英語のハードルを下げる

子どもが英語を嫌がるときは、まずハードルを下げてみましょう。「できない」が続いている状態では、やる気はなかなか生まれないから。

例えば、

  • 長い文章を話す
  • 英語で質問に答える
  • 英語日記を書く

こういった内容が負担になっているなら、一度レベルを戻してみるのもアリです。

「Good morning!」
「Thank you!」
「I did it!」

のような短いフレーズだけでも十分です。

私の教室でも、「話せない」から始めるのではなく、「言えた!」を積み重ねるところからスタートします。

子どもがまず感じてほしいのは、「私にもできる!」という気持ちなんですよね。

対処法2:歌・絵本・アニメなど「楽しい入口」に戻す

英語を嫌がるときは、勉強から離れて楽しさを優先してみましょう。

子どもにとって英語は、本来「勉強」よりも「遊び」に近いものです。

おすすめは、

  • 英語の歌を流す
  • 英語の絵本を読む
  • 英語アニメを見る
  • 英語の手遊びをする

我が家でも、英語の取り組みがうまくいかない時は、机に向かうことをやめて歌だけにすることがあります。すると不思議なことに、数日後にはまた英語に興味を示し始めることがあるんですよね。

英語が嫌いなのではなく、「勉強っぽさ」が嫌になっているケースは意外と多いんです。

対処法3:親が教えようとせず、一緒に楽しむ

これは私自身が何度も反省してきたことです。

親が先生になろうとすると、どうしても教えたくなります。

すると、「違うよ」「そうじゃないよ」「こう言うんだよ」と修正が増えてしまうんですよね。

私も息子と英語をするとき、英語講師モードになると失敗することがよくありました。
なぜなら、子どもが求めているのは先生ではないからです。

子どもが欲しいのは、一緒に楽しんでくれる仲間。
言うならば、バディー(相棒)のような存在なんです。

例えば、
「ママも言ってみる!」
「一緒に歌おう!」
「どっちが先に言えるかな?」
そんな関わり方の方が、子どもはずっと楽しそうに参加してくれます。

教えるより、一緒に楽しむ。そのくらいの距離感の方がうまくいくことが多いんですよ。

対処法4:英語時間を短くする

英語時間を思い切って短くするのも効果的です。

親はつい、
「30分くらいやらなきゃ」
「毎日しっかりやらせたい」と思ってしまいます。

でも、子どもにとって長時間の学習は負担になることもあります。

私がおすすめしているのは、「1日5分でもOK」という考え方。

例えば、

  • 朝のあいさつを英語にする
  • お風呂で英語の歌を歌う
  • 寝る前に英語絵本を1冊読む

これだけでも十分なんです。

英語は筋トレに似ています。1時間を週1回やるより、5分を毎日続ける方が効果が出やすいんですよね。

対処法5:子どもの好きなものと英語をつなげる

子どもが夢中になっているものを英語と組み合わせる方法もおすすめです。
なぜなら、「英語を学ぶ」が目的ではなく、「好きなことを楽しむ」が目的になるからです。

例えば、

  • 恐竜好きなら恐竜図鑑
  • 電車好きなら英語の乗り物動画
  • サッカー好きなら海外選手の動画
  • ゲーム好きなら英語版の実況動画

などです。

私の息子も恐竜が大好きだったので、恐竜の名前や特徴を英語で話すようになりました。
勉強として覚えたわけではありません。好きだから自然に覚えたんです。

子どもの興味は、最高の教材になることがありますよ。

対処法6:できたことを小さく褒める

褒めるポイントを変えるだけで、子どもの反応が変わることがあります。

多くの親は、「言えた!」「正解した!」に注目しがちです。

もちろんそれも素晴らしいことです。

でも、それ以上に見てほしいのは過程なんですよね。

  • 勇気を出して言ってみた
  • 最後まで聞けた
  • 笑顔で参加できた
  • 楽しそうに歌えた

そんな姿です。

私も教室では、「よく言えたね!」より、「チャレンジしたね!」と声をかけることがあります。

英語ができることが当たり前ではありません。挑戦したこと自体が素晴らしいんです。
その積み重ねが、子どもたちの自信につながっていきます。

対処法7:休む・変える・やめる選択肢も持つ

実は、これも大切な考え方。

英語を続けることだけが正解とは限りません。もし、お子さんが

  • 毎回泣いている
  • 強いストレスを感じている
  • 親子関係まで悪くなっている

という状態なら、一度立ち止まる選択もあります。

教室を変える。
オンラインにする。
しばらく休む。

そんな方法もあります。

私は長年英語教育に関わっていますが、子どもたちはこれから先もずっと英語と付き合っていくことになると思っています。小学校でも学びますし、中学・高校・大学でも続きます。

だからこそ、今だけを見て焦らなくていいんです。

1か月休んでもいい。半年遠回りしてもいい。
長い人生の中で考えれば、それほど大きな問題ではありません。

英語を続けることよりも、英語を嫌いにならないことの方がずっと価値があると私は思っています。


子どもが英語を嫌がるときは、無理に前へ進もうとしなくて大丈夫です。少し立ち止まり、楽しかった頃の英語に戻ってみる。そんな小さな工夫が、子どもの気持ちを変えるきっかけになることがあります。

5. 英語教室を嫌がるときは続ける?やめる?判断基準

子どもが英語教室を嫌がり始めると、多くのママが悩みます。

「もう少し頑張らせた方がいいのかな?」
「でも無理やり通わせるのも違う気がする…」

そんなふうに揺れる気持ち、とてもよく分かります。

私自身も親として悩んだことがありますし、これまでたくさんの保護者の方から同じ相談を受けてきました。

ここでは、「続ける」「休む」「変える」の判断材料になるポイントをお伝えしていきます。

続けてもよいケース:行けば楽しめている・先生との関係がよい

結論から言うと、教室へ行けば楽しそうにしているなら、慌ててやめる必要はないかもしれません。
子どもは大人以上に「行くまでが面倒」ということがあります。

例えば、

  • 出発前は嫌がる
  • 教室に着くと笑顔になる
  • 帰宅後は楽しかった話をする
  • 次回の話題が出ても普通に話せる

このような場合は、本当に英語が嫌なのではなく、気分や習慣の問題であることも多いんです。

実際に私の教室でも、「毎回行く前は嫌がるんです」と相談されることがあります。
でもレッスン中の様子を見ると、誰よりも楽しそうに参加していることも珍しくありません。

特に幼児や低学年の子どもは、
「家で遊んでいたい」
「ゲームの続きをしたい」
という気持ちが強い時期でもあります。

先生との関係が良く、教室で笑顔が見られるなら、少し様子を見る選択もありですよ。

一度休んだ方がよいケース:毎回泣く・体調に出る・英語の話題で拒否する

一方で、一度立ち止まった方がいいケースもあります。

それは、嫌がり方が強くなっている時です。

  • 毎回泣いてしまう
  • 教室の日だけお腹が痛くなる
  • 頭痛や吐き気を訴える
  • 英語の話題だけで怒る
  • 宿題を見るだけで拒否する

こうした状態が続く場合は、単なる気分の問題ではない可能性があります。

子どもはストレスを言葉で表現できない代わりに、体でサインを出すことがあります。
私が過去に相談を受けたケースでも、「英語教室の日だけお腹が痛くなる」というお子さんがいました。

詳しく聞いてみると、実は英語ではなく、人前で発表することに強い不安を感じていたんです。

子どもの体調や表情に変化が出ている場合は、「続けさせなきゃ」よりも、
「何が起きているんだろう?」という視点で見てみてくださいね。

教室変更を考えるケース:先生・教材・雰囲気が合っていない

英語教室を嫌がるからといって、必ずしも英語が嫌いとは限りません。

意外と多いのが、「教室との相性」が原因のケースです。

例えば、

  • 先生の話し方が苦手
  • クラスの雰囲気になじめない
  • 教材が難しすぎる
  • レッスンの進度が速い
  • グループレッスンが合わない

こうした理由で英語が嫌になっていることもあります。

前にもお話ししましたが、学びやすい方法は一人ひとり違います。

ある子は歌で覚えるのが得意。
ある子は体を動かしながら学ぶのが好き。
また別の子は、一対一でじっくり学ぶ方が安心できるかもしれません。

実際に私の教室へ来られたお子さんの中には、前の教室では毎回泣いていたのに、教室を変えたら楽しそうに通うようになった子もいました。

英語力が原因ではなく、環境が合っていなかっただけだったんですよね。

「やめる=失敗」ではなく、合う方法を探す途中と考える

ここはぜひお伝えしたいことです。

私は、「やめる=失敗」だとは思っていません

なぜなら、子どもにはそれぞれ合う学び方があるからです。

  • オンライン英会話は苦手だけど対面は好き
  • グループは苦手だけど個別なら楽しめる
  • 教室は苦手だけどおうち英語は好き

こんなことはよくあります。

だから、一つの方法が合わなかったとしても、「うちの子には向かない方法だったんだな」という学びを得たと考えていいんです。

実際、私も子育てをしていて何度も遠回りをしてきました。でも振り返ると、その経験があったからこそ、息子に合う方法を見つけることができました。

英語教育は短距離走ではありません。

これから子どもたちは、中学・高校・大学、そして社会人になっても英語と関わる可能性があります。

だからこそ、「今の教室を続けること」よりも、
「英語を嫌いにならないこと」の方がずっと価値があると私は思っています。


英語教室を続けるべきか、やめるべきか。その答えは家庭によって違います。

でも一つ言えるのは、子どもの様子をよく見てあげることが何よりの判断材料になるということです。

では、近年増えている「オンライン英会話を嫌がる子どもへの対応」について詳しくお話ししていきましょう。

6. オンライン英会話を嫌がる子への見直しポイント

最近は自宅で気軽に始められることから、オンライン英会話を利用する家庭も増えています。

でも、「最初は楽しそうだったのに嫌がるようになった」「レッスンの時間になると機嫌が悪くなる」という相談も少なくありません。

実は、オンライン英会話ならではの難しさもあるんです。

ここでは、子どもがオンライン英会話を嫌がる時に見直してみたいポイントをご紹介します。

画面越しの会話が緊張につながる子もいる

オンライン英会話を嫌がる理由として意外と多いのが、「画面越しの会話が苦手」というケースです。

大人でも、初対面の人とオンライン会議をする時に緊張することがありますよね。子どもならなおさらです。

  • 人見知りをする
  • 慎重な性格
  • 初めての環境が苦手

という子は、特に、画面の向こうにいる先生との会話に大きなエネルギーを使っています。

実際には英語が嫌いなのではなく、「知らない人と話すのが不安」という気持ちの場合もあるんです。

私の教室でも、初めてのレッスンでは話せない子がたくさんいます。
でも数回レッスンを重ねると、驚くほど自然に話し始めることがあるんですよね。

オンライン英会話を嫌がる時は、
「英語が嫌なんだ」と結論づける前に、

「画面越しのコミュニケーションが苦手なのかな?」という視点も持ってみてください。

レッスン時間・時間帯・講師との相性を見直す

オンライン英会話は便利ですが、設定によって子どもの負担が大きく変わります。

特に見直してほしい点は3つ。

  • レッスン時間
  • レッスンを受ける時間帯
  • 講師との相性

例えば、

  • 学校から帰宅してすぐ
  • 習い事の後
  • 夕食前の疲れている時間帯

などは集中しづらいことがあります。

また、講師との相性も大きな要素です。
同じレッスン内容でも、

  • 明るく盛り上げてくれる先生が好きな子
  • ゆっくり話してくれる先生が安心な子

など、好みは本当にさまざまなんです。

以前相談を受けたご家庭では、先生を変えただけで嫌がらなくなったケースもありました。
オンライン英会話の場合、講師変更が比較的しやすいサービスも多いので、一度試してみる価値はありますよ。

親が横でサポートしすぎるとプレッシャーになることも

これは意外と見落とされやすいポイントです。

子どもを助けようとして、親が頑張りすぎてしまうケースです。

例えば、
「ほら、答えて!」
「この前やったでしょ!」
「そうじゃなくて○○だよ!」
と横から声をかけてしまうことはありませんか?

もちろん、助けたい気持ちはよく分かります。
私も親なので、その気持ちは痛いほど理解できます。

でも、子どもからすると、
先生に見られている + ママにも見られている

というダブルのプレッシャーになることがあるんです。

私自身も、息子が英語を話している時につい口を出したくなったことが何度もあります。
でもある時から少し距離を置いて見守るようにしたところ、自分で考えて答える場面が増えていきました。
親としては不安になりますが、時には子どもを信頼して任せてみることも必要なんですよね。

子どもが困った時だけ助ける。
そのくらいの距離感がちょうど良いこともあります。

最初は「話す」より「聞く・まねる」だけでOK

オンライン英会話を始めると、
「英語を話せるようになってほしい」と思いますよね。

でも最初から話せなくても大丈夫です。

むしろ、
聞く
まねする
うなずく
笑顔で参加する

これだけでも立派な参加なんです。

赤ちゃんが日本語を覚える時も、いきなり話し始めるわけではありません。何か月も、何年も聞き続けてから話し始めます。

英語も同じです。

まずは英語の音に慣れる。
先生の話を聞く。
言えそうなところだけ真似する。

その積み重ねが、やがて発話につながります。

私がおうち英語をお伝えする時も、
「まずは聞くだけでも大丈夫ですよ」
とよくお話ししています。


オンライン英会話を嫌がる理由は、「英語が嫌いだから」とは限りません。環境やタイミング、親の関わり方を少し見直すだけで、子どもの反応が変わることもあります。

7. おうち英語を嫌がるときの立て直し方

おうち英語を続けていると、
「前は楽しそうだったのに最近嫌がる…」
「英語で話しかけても返事をしてくれない…」
そんな時期がやってくることがあります。

でも安心してください。

おうち英語は、一度つまずいたら終わりではありません。
むしろ、少しやり方を変えることで、親子ともにラクになり、また英語を楽しめるようになることも多いんです。

ここでは、おうち英語を嫌がる時に私がおすすめしている立て直し方をご紹介します。

「英語で話しかけなきゃ」を手放す

おうち英語がうまくいかなくなる原因の一つが、ちゃんと英語を使わなきゃ」という親のプレッシャーです。

特に真面目なママほど、
「会話を全部英語でしなきゃ」
「フルセンテンス(完全な文章)で話さなきゃ」と思いがちなんですよね。

でも実は、そんなに頑張らなくても大丈夫なんです。

例えば、
「What?(何?)」
「Where?(どこ?)」
「Why?(なんで?)」
「Happy?(楽しい?)」
このくらいでも十分です。

私がお伝えしている親子英会話でも、最初から英語だけの生活を目指しているわけではありません。
日常会話の中に、英語を少し混ぜていくイメージなんです。

例えば、

「今日どこ行きたい?」を「Where行きたい?」

に変えるだけでも立派なおうち英語です。

英語が苦手なママほど、「これくらいでいいんだ」と思えると気持ちがラクになりますよ。

まずは英語をBGM・歌・遊びに戻す

子どもが英語を嫌がる時は、一度「学習」をやめてみるのもおすすめです。

なぜなら、嫌がっている状態で続けても、英語へのマイナスイメージが強くなってしまうことがあるからです。

そんな時は、

  • 英語の歌を流す
  • 英語アニメを見る
  • 英語の手遊びをする
  • 英語絵本を読む

など、気軽なものから再スタートしてみましょう。

我が家でも、息子が英語を嫌がった時期がありました。

その時は英語で話しかけることを一旦やめて、車の中で英語の歌を流すだけにしたんです。
すると数週間後には、自分から歌を口ずさむようになりました。

子どもは「勉強しなさい」と言われると嫌になることがありますが、音楽や遊びなら自然に受け入れられることも多いんですよね。

子どもの好きなキャラクター・恐竜・ゲーム・料理とつなげる

おうち英語を立て直す時は、子どもの「好き」を最大限活用してみましょう。

英語そのものに興味がなくても、好きなことなら夢中になるからです。

  • 恐竜好きなら英語の恐竜図鑑
  • マインクラフト好きなら英語実況動画
  • ポケモン好きなら英語版カード
  • 料理好きなら英語クッキング動画

こんなものを試してみてはどうでしょう。

我が家の息子も恐竜が大好きでした。英語学習をしようとしても嫌がるのに、恐竜の名前になると驚くほど覚えるんです。
「Tyrannosaurus」
「Triceratops」
など、難しい名前でも楽しそうに言っていました。

好きなものの力は本当にすごいんですよね。

英語を学ばせようとするより、「好きなことを英語で楽しむ」という発想に変えると、おうち英語はぐっと楽になります。

1日10分より、親子が笑える1分を大切にする

最後に、私が一番お伝えしたいこと。

おうち英語で大切なのは、時間の長さではありません。
親子で楽しい時間を共有できたかどうかなんです。

よく、「毎日10分やりましょう」という言葉を見かけます。

もちろん継続は大事です。

でも、「10分間イヤイヤやる英語」と「1分間笑いながらやる英語」なら、私は後者の方が価値があると思っています。

  • 例えば、「Good night!」と言いながらハイタッチする。
  • 英語でじゃんけんする。
  • 好きな歌を30秒だけ一緒に歌う。

それだけでも十分です。

実際に私が多くの親子を見てきて感じるのは、英語が続く家庭ほど、親子で笑っている時間が多いということなんですよね。

英語力を伸ばす前に、まずは英語の時間を好きになる。
その積み重ねが、結果的に長く続くおうち英語につながっていくんです。


おうち英語を嫌がるようになっても、焦る必要はありません。

一度立ち止まり、親も子も楽しめる方法に戻ってみる。
それだけで流れが変わることもあります。

次の章では、親子の会話という視点から、英語への拒否感をやわらげる方法についてお話ししていきます。

8. 親子の会話力を育てると、英語への拒否感はやわらぐ

ここまで、子どもが英語を嫌がる理由や対処法についてお話ししてきました。
そして私が長年、親子英会話をお伝えする中で感じていることがあります。

それは、英語力より先に親子の会話力が育つと、子どもの英語への拒否感がやわらぎやすいということです。

あなたのお子さんは、普段から自分の気持ちを話していますか?
実は、その「話したい」「聞いてほしい」という気持ちが、将来の英語力にもつながっていくんです。

英語が嫌なのではなく「試される感じ」が嫌な子も多い

子どもが英語を嫌がる時、英語そのものが嫌いとは限りません。

実際には、「できるか試されている感じ」が苦手な子もたくさんいます。

例えば、
「これ英語で何て言う?」
「覚えてる?」
「言ってみて!」

という言葉が続くと、子どもはテストを受けているような気持ちになることがあります。

特に真面目な子ほど、
間違えたくない
期待に応えたい
失敗したくない

という思いが強くなりやすいんですよね。

私も以前は、「せっかく覚えたんだから使ってほしい」と思って、つい英語を言わせようとしていました。

でもある時から、
「今日は何が楽しかった?」「どんなことがあったの?」
という会話を増やしたところ、息子の表情が変わっていったんです。

子どもが嫌なのは英語ではなく、評価される空気かもしれない。
そんな視点を持つと、見え方が変わることがありますよ。

親子英会話は“教える”より“会話する”が大切

私は親子英会話講師ですが、実は英語を教えることが最優先だとは思っていません。
なぜなら、英語はコミュニケーションの道具だからです。

例えば、英単語を100個知っていても、文法をたくさん知っていても、

「伝えたい」「知りたい」という気持ちがなければ、英語を使う機会はなかなか生まれません。

逆に、

「恐竜のことを話したい!」
「友達に伝えたい!」
「海外の人と話してみたい!」

という気持ちがある子は、自然と英語への興味が育っていきます。

だから親子英会話で本当に育てたいのは、英語の知識だけではないんです。

  • 自分の気持ちを伝える力
  • 相手に興味を持つ力
  • 質問する力
  • 会話を楽しむ力

こうしたコミュニケーションの土台を作っていくのです。

私が親子英会話をおすすめしている理由もここにあります。
英語を学ぶための会話ではなく、会話を楽しむ中で英語に触れる。

その順番の方が、結果的に「使える英語」につながりやすいんですよね。

日本語で気持ちを聞く時間が、英語への安心感をつくる

英語を好きになる子の共通点の一つに、「安心して話せる環境がある」ということがあります。

だから私は、日本語での親子の会話もとても大切だと思っています。

例えば、

「今日はどんなことがあった?」
「何が楽しかった?」
「困ったことあった?」

そんな何気ない会話です。

実際に親子英会話を始めたご家庭から、「英語より先に親子の会話が増えました」
という声をいただくことがあります。

これは決して遠回りではありません。むしろ近道なんです。

なぜなら、「話すことが楽しい」「聞いてもらえるのが嬉しい」という経験が、
英語で話すことへの安心感にもつながるからです。

英語を学ぶ前に、
「自分の話を聞いてもらえる」
という土台ができていると、子どもは新しい言葉にも挑戦しやすくなります。

使える声かけ例:「今日は見るだけにする?」「どの英語なら楽しい?」

子どもが英語を嫌がる時は、声かけを少し変えてみるのもおすすめです。

例えば、
「ちゃんとやろう」
「頑張って話して」

よりも、

「今日は見るだけにする?」
「聞くだけでもいいよ」
「どの英語なら楽しい?」
「歌と絵本、どっちがいい?」

こんな声かけの方が、子どもは安心しやすいんです。

ポイントは、選択肢を渡すこと

人は自分で選んだことの方が前向きに取り組めます。子どもも同じです。

私も息子に、「英語やる?」ではなく、

「英語の歌とゲーム、どっちにする?」

と聞くことがあります。

すると意外と、「じゃあゲーム!」と参加してくれるんですよね。

やる・やらないではなく、どう関わるかを一緒に選ぶ。

そんな会話が増えると、英語への拒否感も少しずつやわらいでいきます。


英語は単なる教科ではありません。
人とつながるためのコミュニケーションツールです。

だからこそ、まずは親子の会話を楽しむことから始めてみてください。
その積み重ねが、英語を「勉強」ではなく「伝えるための言葉」と感じられる未来につながっていくはずです。

9. 年齢別・嫌がる子へのおすすめアプローチ

子どもが英語を嫌がる理由は、年齢によって少しずつ変わってきます。
そのため、同じ対応をしてもうまくいくとは限りません。
例えば、4歳の子と10歳の子では、考え方も感じ方も大きく違いますよね。

ここでは年齢別に、子どもが英語を嫌がる時のおすすめアプローチをご紹介します。

もしお子さんの年齢に当てはまるところがあれば、参考にしてみてくださいね。

3〜5歳:歌・絵本・動きのある遊び中心にする

3〜5歳の子どもにとって、英語はまだ「勉強」ではありません。

遊びの延長線上にあるものなんです。

そのため、この時期に無理に覚えさせようとすると、英語そのものを嫌いになってしまうことがあります。

  • 英語の歌を一緒に歌う
  • 英語絵本を読む
  • 英語でかくれんぼをする
  • 英語で体を動かすゲームをする

こうした活動の方が自然に英語に触れられます。

私の教室でも、幼児クラスでは座って学ぶ時間より、体を動かす時間の方が長いくらいです。
実際、子どもたちは楽しそうに走り回りながら、
「Red!」
「Blue!」
「Jump!」
などの英語をどんどん覚えていきます。

この時期は英語を教えるより、「英語って楽しい!」という印象を残すことの方がずっと価値があるんですよね。

小学校低学年:好きなもの×英語で「わかる」を増やす

小学校低学年になると、少しずつ理解力が育ってきます。

ただし、まだまだ「楽しい」が学びの原動力です。

そのため、この時期は好きなものと英語を結びつけるのがおすすめです。

  • 恐竜
  • ポケモン
  • サッカー
  • 電車
  • お菓子作り

など、子どもが夢中になっていることを英語とつなげてみましょう。

我が家の息子も小学校低学年の頃は恐竜に夢中でした。
英語のワークは嫌がるのに、恐竜図鑑になると驚くほど集中するんです。

好きなことには自然とエネルギーが向きます。

だから、「英語を学ばせる」ではなく、「好きなことを英語で楽しむ」という発想がおすすめです。

小学校中学年:恥ずかしさ・比較への配慮が必要

小学校3〜4年生頃になると、子どもは周りの目を気にするようになります。
この時期から急に英語を嫌がる子も少なくありません。

理由は、「間違えるのが恥ずかしい」という気持ちが強くなるからです。

例えば、

  • 発音を笑われたくない
  • 間違えたくない
  • できないと思われたくない

という感情が生まれます。

実際に私の教室でも、それまで元気に話していた子が急に静かになることがあります。

そんな時は、「どうして言わないの?」ではなく、

「恥ずかしかったかな?」

と寄り添う方がうまくいくことが多いんです。

また、この時期は兄弟や友達との比較も避けたいところです。
比較されると、自信をなくしてしまうことがあります。

昨日の自分より少し成長した。

その視点で見てあげると、子どもも安心してチャレンジしやすくなりますよ。

小学校高学年:成績不安より「できる実感」を優先する

小学校5〜6年生になると、学校英語の影響が大きくなってきます。

中学進学を意識し始めるご家庭も増える時期ですよね。

すると、「テストで点が取れない」「単語が覚えられない」「英語が苦手かも」
という不安を感じる子も出てきます。

この時期には、親が焦って「もっと勉強しなさい」と言いたくなることがあります。

でも実は、必要なのは勉強量を増やすことではなく、
「できた!」という実感なんです。

例えば、

  • 英語の動画の内容が分かった
  • 海外のゲームで単語を見つけた
  • 英語の歌を歌えた
  • 自分から英語を使えた

こうした成功体験です。

私がこれまで見てきた中でも、「英語が得意な子」より、
「英語って面白いかも」と思っている子の方が、その後ぐんと伸びることが多いんですよね。

高学年になるほど結果が気になりますが、結果より先に自信を育ててあげたい時期でもあります。


子どもが英語を嫌がる時は、年齢によって原因も対応方法も変わります。

だからこそ、「うちの子は今どんな時期なんだろう?」という視点で見てあげることが大切です。

10. 体験談|「英語やめて!」から少しずつ英語に戻れた親子の実例

ここまで読んでくださったママの中には、
「理屈は分かったけど、実際にはどう変わるの?」と思っている方もいるかもしれません。

そこで最後に、私自身の親子の体験をお話ししたいと思います。

実は、英語講師である私の息子も、英語を嫌がった時期がありました。
当時の私はかなり悩みましたし、正直焦りもありました。

でも今振り返ると、その経験があったからこそ見えたこともたくさんあります。

もし今、お子さんに「英語やりたくない!」と言われて落ち込んでいるなら、少し肩の力を抜いて読んでみてくださいね。

最初は英語の声かけを嫌がっていた

息子が小さい頃、私はよく日常生活の中で英語を使っていました。

英語講師という仕事柄、「英語が身近な環境を作ってあげたい」という思いがあったからです。

でも、ある時から息子が嫌がるようになりました。

英語で話しかけると、
「やめて!」
「日本語で言って!」
と言われることが増えたんです。

正直、ショックでした。

私は英語が好きで、英語を通してたくさんの経験をしてきました。

だからこそ、「どうして嫌なんだろう」「何がいけなかったんだろう」と悩みました。

あなたも似たような経験はありませんか?
良かれと思ってやっていることほど、うまくいかないとつらいものですよね。

無理に言わせるのをやめたら、子どもの反応が変わった

当時の私は、「せっかく覚えたんだから使ってほしい」という気持ちが強かったと思います。

そのため、
「英語で言ってみて」
「これは何て言うんだっけ?」
と、知らないうちに英語を引き出そうとしていました。

でも息子からすると、それがプレッシャーだったのかもしれません。

そこで私は、一度やり方を変えてみました。
英語を言わせることをやめたんです。

言わなくてもいい。
答えなくてもいい。
聞くだけでもいい。

そんな気持ちで接するようにしました。

すると不思議なことに、以前より表情が柔らかくなっていったんですよね。

子どもは、やらされることには抵抗します。でも、自分で選べるようになると前向きになることがあります。これは英語だけではなく、子育て全般にも言えることかもしれません。

歌・絵本・好きな遊びから再スタートした

英語でのやり取りを減らした代わりに、私は「楽しい英語」を増やしていきました。

具体的には、

  • 英語の歌を流す
  • 英語絵本を読む
  • 英語でじゃんけんをする
  • 息子の好きな恐竜を英語で調べる

そんなことから再スタートしました。

勉強としての英語ではなく、遊びとしての英語です。

特に恐竜は大きなきっかけでした。
息子は恐竜が大好きだったので、
「この恐竜、英語では何て言うの?」
と自分から聞いてくるようになったんです。

以前は英語を嫌がっていたのに、不思議ですよね。

でも考えてみると、子どもは英語が嫌だったわけではありませんでした。
自分の好きなことと結びついていなかっただけなんです。

だからこそ、
「英語を学ばせる」ではなく、
「好きなことを英語で楽しむ」
という発想に変えたことが大きかったと思います。

英語力より先に、親子の会話が増えた

そして一番大きな変化は、英語力ではありませんでした。

親子の会話が増えたことです。

以前は、「英語をやる」という目的が先にありました。

でも途中から、
「今日はどんなことがあった?」
「何が楽しかった?」
という会話を大切にするようになったんです。

すると息子も、自分の気持ちを話してくれるようになりました。

学校のこと。
友達のこと。
好きなこと。
悔しかったこと。

そんな話をたくさんしてくれるようになったんです。

そして不思議なことに、親子の会話が増えるにつれて、英語への抵抗感も少しずつ減っていきました。

今振り返ると、私が育てたかったのは英語力だけではなかったんだなと思います。

自分の気持ちを伝える力。
相手に興味を持つ力。
会話を楽しむ力。

そうした土台があってこそ、英語は本当に「使える言葉」になるんですよね。


もし今、お子さんが英語を嫌がっていたとしても、それで未来が決まるわけではありません。
私の息子もそうでしたし、多くの親子が一度立ち止まりながら前に進んでいます。

焦らなくて大丈夫。

まずは親子で笑顔になれる時間を増やしてみてください。
その先に、英語との新しい付き合い方が見えてくるかもしれませんよ。

11. よくある質問Q&A

ここでは、実際に保護者の方からよくいただく質問にお答えしていきます。

もし今あなたが、「うちの場合はどうなんだろう?」と悩んでいるなら、ぜひ参考にしてみてくださいね。

Q1. 子どもが英語教室を嫌がるとき、すぐやめるべき?

A. すぐにやめる必要はありません。

まずは「なぜ嫌がっているのか」を確認してみましょう。
行く前だけ嫌がるのか、教室でもずっと嫌そうなのかによって対応は変わります。
行けば楽しそうなら様子を見るのも一つの方法ですし、毎回泣いたり体調に出たりする場合は一度立ち止まることも必要です。

やめるか続けるかより、理由を知ることが先なんですよね。

Q2. 行く前は嫌がるけど、行けば楽しそうなら続けていい?

A. はい、その場合は続けてもよいケースが多いです。

子どもは、「家で遊びたい」「今やっていることをやめたくない」という理由で出発前だけ嫌がることがあります。
実際にレッスン中は笑顔で参加し、帰宅後も楽しかった話をしているなら、それほど心配しなくても大丈夫でしょう。

子どもの本音は、帰宅後の様子を見ると分かりやすいですよ。

Q3. 英語を嫌がる子に動画を見せてもいい?

A. もちろん大丈夫です。

むしろ英語嫌いになりかけている時は、動画が良いきっかけになることもあります。

ただし、
「勉強のために見なさい」
ではなく、
「面白いから見てみよう」
というスタンスがおすすめです。

英語アニメや歌の動画など、子どもが楽しめるものから始めてみてください。

動画は英語との距離を縮める入り口になることがありますよ。

Q4. 英語の発音を直すと嫌がります。どうすればいい?

A. まずは伝えようとしたことを認めてあげましょう。

子どもは発音を直され続けると、「間違えた」「もう言いたくない」と感じてしまうことがあります。

例えば、「違うよ」ではなく、「言えたね!」「ママも言ってみるね」という関わり方の方が安心しやすいんです。

発音よりも、英語を使おうとした気持ちを大切にしてあげたいですね。

Q5. 小学生で英語嫌いになったら手遅れ?

A. まったく手遅れではありません。

私自身、多くの子どもたちを見てきましたが、小学校高学年から英語を楽しめるようになった子もたくさんいます。

興味の対象が変わったり、先生との出会いがあったりすると、子どもは大きく変わります。
「今嫌いだから将来も嫌い」とは限りません。

長い目で見てあげてくださいね。

Q6. オンライン英会話を泣いて嫌がる場合は?

A. 一度原因を探ることをおすすめします。

オンライン英会話を嫌がる理由は、

  • 英語が難しい
  • 先生が怖い
  • 人見知り
  • 疲れている

など様々です。

毎回泣いている場合は無理に続けるより、一度休んだり講師を変えたりする方が良いケースもあります。オンラインが合わない子もいるので、対面レッスンやおうち英語に切り替える選択肢もありますよ。

Q7. 親が英語が苦手でも、おうち英語はできる?

A. できます。

むしろ英語が苦手なママだからこそ、おすすめしたいと思っています。
なぜなら、おうち英語は英語を教えることが目的ではないからです。

例えば、「Good morning」「Thank you」「Where?」など、簡単な言葉を日常会話に混ぜるだけでも十分です。

完璧な英語を話す必要はありません。子どもと一緒に楽しむことの方がずっと大切です。

Q8. 子どもが「英語やめたい」と言ったらどう返す?

A. まずは否定せずに理由を聞いてみましょう。

例えば、「どうしてそう思ったの?」「何が嫌だった?」と聞いてみてください。

その時に、

「ダメ!」
「続けなさい!」

と返してしまうと、本音を話してくれなくなることがあります。

やめたい理由が分かれば、休む・方法を変える・続けるなどの選択もしやすくなりますよ。

Q9. 英語教材を買ったのに使わない場合はどうする?

A. 無理に使い切ろうとしなくて大丈夫です。

教材を買うと、「もったいない」と思ってしまいますよね。
でも、子どもに合わない教材を無理に続ける方がもったいないこともあります。

まずは、

  • 一部だけ使う
  • 遊びに取り入れる
  • しばらく寝かせる

という方法もあります。

教材は目的ではなく、あくまで道具なんですよ。

Q10. 英語嫌いにさせないために一番大切なことは?

A. 私は「親子で楽しむこと」だと思っています。

英語力を伸ばそうとすると、どうしても結果が気になります。

でも、「伝わった!」「面白かった!」「またやりたい!」という経験が積み重なると、子どもは自然と英語に前向きになります。

英語を勉強にする前に、英語を楽しい時間にする。それが英語嫌いを防ぐ一番の近道だと私は感じています。


ここまで、子どもが英語を嫌がる理由や対処法について詳しくお伝えしてきました。

最後のまとめでは、この記事のポイントを振り返りながら、今日からできる小さな一歩についてお話ししていきます。

まとめ|子どもが英語を嫌がるときは、無理に進めるより「安心」と「楽しい」に戻ろう

ここまで、子どもが英語を嫌がる理由や具体的な対処法についてお話ししてきました。

もし今、お子さんから「英語やりたくない」「英語やめたい」と言われて悩んでいるなら、まず知っておいてほしいことがあります。

それは、英語を嫌がること自体は決して珍しいことではないということです。

実際に多くの子どもたちが、一度は英語への抵抗感を経験します。

だからこそ焦らず、お子さんの気持ちに寄り添いながら進んでいけたらいいですよね。

嫌がる理由を見つけることが第一歩

子どもが英語を嫌がる時は、まず理由を知ることから始まります。

なぜなら、「英語イヤ!」の裏側には様々な気持ちが隠れているからです。

例えば、

  • 難しくてわからない
  • 間違えるのが恥ずかしい
  • 疲れている
  • 教室が合わない
  • プレッシャーを感じている

など、原因は一人ひとり違います。

私もこれまでたくさんの親子を見てきましたが、話を聞いてみると「英語そのもの」が原因ではなかったケースが本当に多いんです。

だからこそ、「どうしたらやらせられるか」ではなく、
「何が嫌なんだろう?」という視点を持つことで、見えてくるものがあります。

英語は無理に教えるより、親子で楽しむ方が続きやすい

英語教育というと、

  • 覚える
  • 話せるようになる
  • テストで点を取る

ということに意識が向きがちです

もちろん、それも大切なことです。
でも、長く続く親子ほど共通していることがあります。
それは、英語を楽しんでいることなんです。

私自身、英語講師として、そして母親として感じるのは、

「教えよう」

とするほど親も子も苦しくなりやすいということです。

一方で、一緒に歌う、一緒に笑う、一緒に楽しむ
そんな時間がある家庭は、自然と英語との距離が近くなっていきます。

英語は勉強である前に、コミュニケーションの道具なんですよね。

休む・変える・小さく戻すことも大切

子どもが英語を嫌がると、

「続けなきゃ」「やめたらもったいない」

と思ってしまうことがあります。

でも私は、休むことも立派な選択だと思っています。

時には、

  • 教室を変える
  • 教材を変える
  • オンラインから対面に変える
  • 一度お休みする

という判断が必要なこともあります。

実際に、少し距離を置いたことで英語への興味が戻った子もたくさん見てきました。

英語学習は短距離走ではありません。子どもたちはこれから先、中学・高校・大学、そして社会人になっても英語と関わる可能性があります。

だからこそ、「今すぐ結果を出すこと」よりも、
「英語との良い関係を続けること」を大切にしたいですよね。

英語力だけでなく、親子の会話力も育てよう

そして最後に、私が一番お伝えしたいことがあります。

それは、英語力だけでなく親子の会話力も育ててほしいということです。

英語は人とつながるための言葉だから。
自分の気持ちを伝える。
相手の話を聞く。
興味を持って質問する。

そうした力があってこそ、英語は本当に「使える言葉」になります。

だから、
「今日は何が楽しかった?」「どんなことがあったの?」
そんな日本語での何気ない会話も、とても価値のある時間なんです。

私自身、親子英会話を通してたくさんのご家庭を見てきました。
そして感じるのは、英語が続いている家庭ほど、親子の会話が豊かだということです。

英語を学ぶことが目的ではなく、親子で楽しい時間を過ごすこと。

その延長線上に英語がある。

そんなイメージで取り組んでみてくださいね。


もし今、お子さんが英語を嫌がっていたとしても、必要以上に心配しなくて大丈夫です。

今日からできることは、たった一つ。

「どうしたの?」と子どもの気持ちを聞いてみることです。

その小さな会話が、英語への安心感と、親子の未来につながる大きな一歩になるかもしれませんよ。

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